レンタルビデオのチェーン店が、なにか1店舗、変わった企画をしよう、ということになりました。
「変わったお店」といっても、レンタル店です。まさか、そこで、ヤキソバ売ったり、フィットネスやる訳にはいきません。あくまでも、「変わった企画のレンタル店」をやるのです。個人的には、なんでもアリ、レンタル店という既成概念の垣根をはずして、メチャクチャな企画をやりたかったのですが、それはまた、次回ということで。
だいたい、レンタル店に行くとわかりますが、どの店でも、商品はジャンルごとと、主演俳優ごとに分類されています。「サスペンス作品のタイトル50音順」とか、

「デ・ニーロの年代順作品コーナー」といった感じです。

それを、思い切って、年度別に並べ替えた店にしよう、ということになりました。
たしかに、「この年にはなにがあって、そのとき、はやってた映画は」とか、記念日、たとえば、「子供が生まれた年や結婚した年にヒットした映画は」というような選び方の出来る店にしよう、ということです。
しかし、言うのは簡単、やるのは複雑。
しかも、言うのはソッチ、やるのはコッチです。
ショップ・オール → お店のためなら、やります、なんでも。 ソレが売り、ですから。

そんな作業の請負を、一括で受けました。
まず、お店の在庫作品を全部、コンピュータ上で年度順にソートします。そして、表を印刷します。で、切り取ります。それを各作品にぺたぺた貼ります。このとき、各年度ごとの表の色を変えるのがミソです。
余談ですが、このお店の在庫のなかで、一番古い作品は、コレ。
「戦艦ポチョムキン」でした。
1926年のソビエト作品でサイレント映画です。
名前だけは聞いたことがある、と言う方もおられるでしょう。
私も、戦艦という、いかめしいものにコミカルな名前がついているというので覚えています。
こうして、まる2日かけて、お店の中を駆け回り、さながら、カルタ大会の様相で、なんとか、ならべ終わりました。その数、約4万本。


しかし、苦労した割には不評で、認められてもらえなかったのが、非常に残念です。
やってみなけりゃ結果はでません、だから、やったことに価値があった、となぐさめています。


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